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ピアノ教室への想い
私がこの教室を開いている理由は、将来、生徒さんが音楽とはまったく別の仕事についたとしても、音楽が一生、人生の喜びであるように導いてゆきたい、という気持ちからです。 私にとって音楽とはいつまでたっても、大切で、何者にも代え難い宝物なのです。
音楽が常にそばにあるだけで、人生はどれだけ豊かになるか、はかりしれないと思っています。
ピアノが弾ける、楽器を扱えるということが、ただ聴いているだけより、どれだけ音楽に近づけるか、言葉ではいいあらわせません。偉大な作曲家の心の震え、心のひだに、自分の手で触ることができる喜び。 自分の弾きたい曲がピアノで表現できる、このことは人生を送る上で、大変かけがえのない価値になり、自信になります。
自分が弾きたい曲に挑戦できるようになるには、やはり基礎が大切です。 テクニックはもちろん、リズム感や音感、読譜力など、総合的な要素が必要になってきます。それらをレッスンによってバランスよく学んでゆけます。
その上で、当教室ではコーチングを取り入れて、ただ教えるだけでなく、生徒さんの自主性を引き出すレッスンを行っております。
人は自ら「やりたい!」「自分ならできる!」と思ったときに最大限の力を発揮できるのではないでしょうか。そしてだれだってもっとよくなりたいと心の底では思っているはずです。そのように、生徒さんにもともと備わっている無限の可能性を、無理なく引き出せるようなレッスンを心がけています。
適切な質問によって、自分でどうなりたいかを自覚し、そのためにはどういう方法があるのか、自分の力で考え出したみなさんは、進んで練習してきてくれます。また、将来の夢を嬉しそうに語ってくれる生徒さんたちが大変多いです。
音楽を通じて、主役である生徒さんの個性や感性をさらに引き立てるお手伝いができることを誇りにし、これからも、生徒さんがのびのびと表現できる情操教育をふんだんに取り入れてゆきたいと思っています。